サブローのメモ帳(仮)

駆け出しライターが書く練習として思いついたことを独断と偏見満載に語っています。ご連絡はracoon3buro@gmail.comまで。

人のために謝れる環境がほしかった

ここのところジメジメ記事が増えております。

偏見と独断で描いてるって名言してるブログだからいいんでしょうが、できれば人を励ませる記事も書けるようになりたいサブローです。

挨拶で割とPNごり押ししてるけど別にそこまでこだわりのある名前ではないので無記名記事も大好きです。

 

 

この前楽しい雰囲気で話してる中で、何人かが悪乗りが過ぎてしまった時。

私は輪の中でたまに相槌打ちながら話聞いてるだけでしたが。

少人数ならかなり喋る方でもあるんですが、どちらかというと聞く側の人間なので。

 

悪乗りの標的(という言い方をしておきます)になった人も気を悪くされたわけではなかったと思うんですが、イカン方向に流れる可能性もあるという分岐のような雰囲気になったんです。

まとめ役の方が悪乗りを抑えた時、悪乗りしてた方たちは気まずそうだったけど何かフォローが入れば場を悪くせずにおけるなと思いました。

そうしたら自然と、私が「ごめんね楽しくなっちゃって」と言えたんですよ。

 

自分で驚いてしまいました。

学生時代は、お互いによく思ってない人しかいなくて、だからその人達のために何もしてない私が謝るなんて確実に損をすると思ってましたから。

いつの間にか全て私のせいにされているおかしな状況だったのも頑なになる要因でした。

おかしい。

責任を人になすりつけてその人を責めるとか、その人の何が悪いか考えもせずに人が責めてたらとりあえず便乗して責めるとか。

例えば…そうだな、教育係の人に分からないこと質問しても「私も分からない。やり方説明書に書いてあるから」ばかりで、でも説明書には書いてない。

誰に聞いても同じ答えだから自分で調べて考えてやるけど、うまくいかない。

そしてすぐに、「あいつ何も聞かないで勝手にやってこんな失敗した。聞けば教えたのに」って噂が広まってて、関係ない人にまでお前のせいでって言われる。

自分の失敗はそりゃ自分の責任ですが、教えられなかった人の責任まで被るのは御免だと思いました。

私の要領も悪かったんですが、そんなことばかり。

ずるい。そう、ずるいですね。

そんなずるい人がいるなんて大学まで知らなかったな。

たいした世間知らずでした。

 

だから、社会に出た後もこんな人たちのために謝るなんて本当にどうしたって嫌だと思っていました。

かばったってそれで当然みたいな顔をして、自分の失敗もフォローしてくれた人のせいみたいに言う。

そんな人ばかりの中で、フォローばかりさせられるなんて嫌でした。

 

でも今回は、自然に出来た。

嫌だって強く思っていたことも思い出さずにです。

フォローしてから、気づいて衝撃を受けました。

出来るじゃないか。

他の人が話を続けている中、内心軽く混乱していました。

 

 

場の雰囲気で変わるんですね

 

 

楽しい雰囲気がとても好きな空間だったので、壊したくないなと思ったんです。

悪乗りしてた本人ではないけど、ごめんねって言った後も全然苦しくもなかったし、屈辱になんて思いもしませんでした。

軌道修正できてよかったなってそれだけです。

むしろ安心して、また楽しく会話を続けることが出来ました。

 

まだ動揺が続いています(笑)

信じられなかったな。

私自身成長した部分もあったんでしょうが、でもそれだけで出来るようになることでもありません。

相性や雰囲気がかなり大事。

 

大げさかもしれませんが、守りたいなと思うものがあると出来るんですね。

今回はしゃべくってる場の雰囲気ってだけでしたから、そんな大層なものではありませんでした。

でもこれ、勤め先とか家族とか、それがちゃんと納得できるものなら何でも同じなんでしょうね。

 

自分の失敗を人に被せるのもいやだし、人の失敗を自分が被るのだってごめんだと思ってたのに。

「物語の中だけの美しいお話じゃなかったんだ」って(笑)

場所と関わる人間を変えればよくなることもあるって実感できました。

 

自分の失敗は自分がどうにかするしかない状況が一番いいと思って、そうできる環境に進むことにしました。

今になって変わるわけじゃありませんが、いざという時出来ることは増えたと思います。