子育てにコントロールは必要か、不必要か
なんかでかいタイトルになってしまいましたが、いかがでしょうか。
別に大したことは書いてないです!
私自身はもはや親に「うちは両家ともお前で絶えるんだな…」って遠い目をして言われるレベルなので母親目線でどうこうなど言えるはずもないのですが。あきらめの早い親で助かります。ごめんて。
未だに自由奔放な母に微妙に振り回されることも多く、本日も振り回され怒っていた所思いだしたことがあったので、この記事に少し書くことにしました。
以下、独断と偏見で適当言ってるブログだと念頭に置いて、お願いします。
よく、「褒める」のはコントロールだからよくないって聞きますよね。そうでもないですか?
うちの親も、褒めたりもので釣ったりすることはよくないことだからやらない!と公言していました。
でも、必要な場面もあるのではないでしょうか?
子どもが言うことを聞かない、という場面じゃないですよ。
もしかしたら、そのちょっと先かも。
何を当たり前のことをと思われる方にはこの記事はきっと必要ないですね。
私は褒めることがコントロールだということを知った時、なにか引っかかったのを覚えています。
プラスの感情でこどもを動かす。
それがコントロールなら、マイナスの感情で子供を止めるのもコントロールなのでは?
簡単な話です。
だから、もしかしたら理想論と言われるかもしれません。
でも、褒めることをよくないことだからと自粛できる親御さんなら出来ないことではないはず。
お母さんは周りの人が想像するよりずっと大変ですよね。
ひとり暮らしを始めてから私は家事の大変さを思い知りました。
朝起きたら換気をして、ちょっと目につくところの埃を払ったら身支度をして、ご飯を作って食べさせて片付けて、洗濯をして干して。
もしかしたらお弁当も用意して、見送ったら働いてる人は戸締りをして行って帰ってくる。
帰ってきたらまた気持ちいいように換気等を整えて、家中の掃除をしてまたご飯をつくってこれ嫌いとかオイシクナイとかおいしいとか言われながら食べさせて片付ける。
その後だってまだまだ家事は続きますよね。
取り込んだ洗濯物を畳んで戻して、ゴミを整理して、連絡事項を確認して明日の準備をして、時期によっては衣替えなんていうのもしなきゃ、etcetc。
しかも子供が体弱かったりすると、目が離せません。
ふと気が付くと寝てる子どもの息が荒い、手を当ててみたらこいつ熱出してやがる!明日も朝早くからやることは山積みなのに、夜間病院に駆け込みです。
疲れてるのに、いろんな手を尽くしてもこどもが言うことを聞いてくれないとき、どれほど苦しまれるかと思います。
だから、打つ手も他に思いつかなくて、もしくはポロっと口をついて出ても仕方ないんですよね。
「もう、いい加減にしなさい!」「知らない!置いて帰っちゃうから!」
その他にも、鬼気迫った状態で言い過ぎかもしれないことをぶつけてしまったり。
それはお母さんだって人間なんだから、仕方のないことなんです。
これは冷静に考えると子どもにとっては「脅し」というコントロールになってしまいます。
が、これを行うこと自体はいけないことではありません。
子どもも、お母さんだって限界のある人間で、大変なんだって知ることは絶対必要です。
言葉で説明して分からなければ、他に手を取る以外ないですよね。
大切なのは、この後だと私は思います。
脅しというコントロールをしたことを認識すること。(これ、意外と難しかったりするのではないでしょうか。)
してしまった以上、その後に意図的なフォローが必要になると思いませんか。
この状態のまま、子供が言うことを聞いてくれたという安心から考えることをやめて、褒めちゃダメ、物で釣っちゃダメ、と調整を一切しないと、子供はマイナスだけが溜まって行ってしまいます。
お母さんに限界があるのと同じで、こどもにももちろん限界はあります。
マイナスが解消されず、納得できないまま溜まりに溜まったら、いつか爆発します。
勿論これには私の体験も大いに含まれています。
ほんの一例ですが、八つ当たりされたり脅されたり必要以上のマイナスを貯めてしまった私は、大きくなってから他の大きなストレスが何年か分加わって体調も自分史上初くらい崩した時、全部一緒に大爆発しました。
っていうか母はもう子供の言うことを聞かないで押し付けるってことが癖になっちゃってて、冷静に見るとその一面はすごい醜いので、そうなりたくない方は今から意識していった方がいいんじゃないかと思います。
お母さんによって、こどもによって、必要なことは違いますから、これがすべてではありませんが、もし引っかかる方がいらしたらちょっと変えてみて頂けると、将来が変わるかもしれません。…知らんけど。
なにせ独断と偏見で語ってるものなので・-・;
ま、流し聞いて頂けたらそれだけでもイイかなと思っています。
勿論あてはまらないことも多々あるでしょうから!!
世のお母さん方、負けないでね!
なんだかんだ言って、巣立つまで十何年も必死に試行錯誤して頑張ってくれて、未だに心配してくれるお母さんは、好きっちゃ好きだし感謝しています。嫌いなとこももう信じないとこもありますがね!
なお母の日は毎年リクエストを訊く度に非常に気まずく実現不可能なものを遠い目で求められたため、現在では肩揉みのみのメニューとなっております。